中古パソコンでも、年式が古くなると価格がかなり安くなり、1万円を切るものも珍しくありません。ただ、安くなるからには理由があります。Windowsを動かすために必要なスペックは、バージョンアップとともに上がっています。たとえばWindowsXPは最低64メガバイトのメモリーを積んでいれば大丈夫でしたが、Windows10は32ビットで1ギガバイト(1024メガバイト)、64ビットでは2ギガバイトが最低条件となっています。

WindowsXPがプリインストールされていた年式の古い中古パソコンは、Windows10の動作条件を満たしていないか、満たしていてもサクサクと動作してくれない可能性があるため、安くなっているというわけです。ただ、これはあくまでもWindows10を動かすには不十分だというだけの話で、linuxが動かないというわけではありません。

例えば、linuxディストリビューションの中でも比較的低いスペックで動くとされているPuppy linuxの場合、最低128メガバイトのメモリーがあれば動くのです。これならば古いマシンでも十分です。さらに、linuxには大きなメリットがあります。基本的に無料だということです。

上にも書きましたように、年式の古い中古パソコンは価格が安いですので、無料のOSと組み合わせることで安価なマシンを仕立てることができるのです。中古市場をのぞくと、OSなしで5000円のノートパソコンが販売されていることがあります。これを購入してlinuxを導入すれば、極めて安価な情報端末が出来上がるというわけです。

確かに、linuxにはWindowsほど多くのアプリケーションはありません。しかし、ブラウザでしたらFirefoxもGoogleChromeもインストールすることができます。表計算や文書作成ならばLibreOfficeがありますし、画像編集ならばGIMPがあります。日常的に使用する分には、大きな問題はないというのが現状なのです。